サッカーとコーヒー、どちらも王国。
ブラジルといえば、サッカー。そしてコーヒーも、ブラジルは世界最大の生産国です。蹴豆珈琲が「サッカー王国の至宝」と名付けたこのコーヒーは、まさにその名にふさわしい一杯——ミルクチョコレートのような甘さ、アーモンドの香ばしさ、オレンジのほのかな爽やかさ。クセがなく飲みやすいので、コーヒー初心者にも自信を持っておすすめできます。
ブラジルのコーヒーはなぜ有名?
世界のコーヒー生産量のうち、約30〜40%はブラジル産。それほど圧倒的な産地です。その中でも、このコーヒーが生まれるのはミナスジェライス州——ブラジル南東部に位置する、コーヒー栽培の中心地です。
標高は1,100〜1,150m。アフリカの高地と比べると少し低めですが、その分穏やかな気候が豆をゆったりと育て、まろやかで甘みのある風味を生み出します。ブラジルコーヒーが「飲みやすい」「万人受けする」と言われる理由は、ここにあります。
Donas do Café — 女性生産者たちの物語
このコーヒーの名前「Donas do Café」はポルトガル語で「コーヒーの女主人たち」という意味。2020年にスタートしたプロジェクトで、4人の女性生産者が力を合わせて作っています。
4つの農園(サンタ・クルス、ベレン、トラピア、ヴァーレ・ド・セラード)から収穫された豆を丁寧に選別し、一つのロットとして仕上げています。
精製方法「パルプドナチュラル」ってなに?
コーヒーの実から豆を取り出す「精製」の方法は、味わいに大きく影響します。このコーヒーに使われているのがパルプドナチュラル(半水洗式)という方法です。
コーヒーの実(チェリー)の外皮だけを機械で除去し、残った果肉(ミューシレージ)を豆につけたまま乾燥させます。完全に乾燥させる「ナチュラル」と、水で洗い流す「ウォッシュド」の中間。果肉の甘みを豆に残しつつ、クリーンな風味も保てるのが特徴です。
その結果が、ミルクチョコレートのようなまろやかな甘さと、オレンジやアップルのような爽やかさの両立です。
どんな味がするの?
おいしく飲むコツ
焙煎度:中煎り〜中深煎りがベスト。チョコレートとナッツの風味が最もよく出ます。
ハンドドリップ:お湯は90〜93℃で。コク深い一杯が楽しめます。蒸らしをしっかり30秒とると、香りがより豊かに。
カフェラテ・カプチーノ:ミルクとの相性が抜群。ミルクチョコレートのような甘さが引き立ちます。コーヒー初心者はまずラテから試してみて。
アイスコーヒー:濃いめに抽出して氷で急冷すると、甘みがさらに際立ちます。
このコーヒーはとにかくクセがなく飲みやすいのが魅力。「ブラックは苦手」という方も、ぜひ一度試してみてください。アーモンドの香りが漂う瞬間に、きっと驚くはずです。